着物

【メモリアル版】〜今は無き、伝説の友禅メーカー『染の北川』昭和、平成を彩る究極の振袖〜

友禅染の名門 染の北川の振袖

特選の着物を探したり、少し着物に詳しくなると多くの方が聞いた事があるという染処、京都に存在した染の北川である。『女性を美しく、高潔に』というメーカーとしての姿勢を貫き、数々の美しい手描き友禅の着物をプロデュースしてきた。その着物に魅せられた女性は少なくはないはずだ。

残念ながら平成29年に廃業したものの、未だにその声を聞く事も少なくない。

筆者も当時染の北川には何度もお邪魔した。社屋には、数々の美術品が飾られており、非常に贅沢な空間であったのを記憶している。今回はそのような贅沢な空間から産み出された数々のうち、数点を写真で振り返れたらと思う。

菊尽くし文様(平成後期)
霞に南蛮船(平成後期)
アルハンブラ華文(平成中期)
熨斗目吉祥草花文様(平成後期)
かぐや姫文様(平成中期)
扇面御所車に草花文様(平成後期)
白鳥の湖(平成初期)
金彩鶴舞(平成初期)
21.06.26
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