きもので行きたい美術館〈東京・2026年 春②〉
きものを着るのがより楽しくなる、きもので行くとより楽しめる。きもの好きにオススメな、新春の東京で始まる展覧会をピックアップしてご紹介します。
※ご紹介は展覧会の開催期間順です。
東京国立博物館:特別企画 日韓国交正常化 60 周年記念「韓国美術の玉手箱―国立中央博物館の所蔵品をむかえて—」

昭和40(1965)年の日韓国交正常化60周年を記念した、韓国国立中央博物館との共同による韓国美術の展覧会です。両館は 20 年以上にわたって多様な交流を積み重ねてきました。日本での開催に先立ち、韓国国立中央博物館では日韓国交正常化 60 周年記念展「日本美術のとびらー四つのまなざし」(2025年6月17日~8月10日)が開催され、両館選りすぐりの所蔵品を通じて日本美術の魅力が紹介されました。
高麗の仏教美術や芸術文化、朝鮮王朝の宮廷文化が生み出した至宝たちが展示されます。東アジア世界で高く評価されてきた高麗の芸術文化の粋を堪能、さらにはドラマでもおなじみの宮廷文化の世界を追体験できます。韓国の歴史・文化の魅力を存分に味わえるでしょう。


会期:
2026年2月10日(火)~4月5日(日)
開館時間:
9:30~17:00 ※入館は閉館 30 分前まで
金・土、および2月22日(日)は20時まで開館
休館日:
月曜日(ただし2月23日、3月30日は開館)、2月24日(火)
入場料:
一般 1,000 円 ほか
※本展は東博コレクション展観覧料でご覧いただけます。
会場:
東京国立博物館 本館特別1室・特別2室
公式サイト:
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2735
郷さくら美術館:第13回 郷さくら美術館 桜花賞展《同時開催:桜百景 vol.42》

気鋭の現代日本画家たちが、おなじみながら大変難しいモチーフ「桜」をそれぞれの持ち味を活かし仕上げた絵画のコンペティション形式の展覧会です。桜の季節、目黒川の桜と共に作家たちの個性豊かな桜花の美しさをお楽しみいただけます。


会期:
2026年2月24日(火)~5月10日(日)
開館時間:
10:00~17:00 (最終入館16:30)
休館日:
月曜日 (ただし3/23・3/30・5/4は開館、5/7(木)振替休館、4/10(金)~4/14(火)は臨時休館)
入場料:
一般 800円 大学・高校生 300円 中学生以下無料 (小学生は要保護者同伴)
会場:
郷さくら美術館 〒153-0051 東京都目黒区上目黒1-7-13
公式サイト:
https://www.satosakura.jp
太田記念美術館:表装 ―肉筆浮世絵を彩る

「表装」とは、絵画や書の保存・鑑賞のために、裂地や紙を用いて掛軸や巻物などに仕立てることを指します。展覧会で解説されることや図録に掲載されることもあまりありませんが、表装は、絵を引き立たせる重要な役割を果たしています。
表装の色や模様は絵の印象を大きく左右しますから、良い表装とは、絵がより魅力的に見える工夫の凝らされたもの。それぞれの表装に込められた創意工夫を、1点ずつ紐解きます。
太田記念美術館の600点を超える肉筆浮世絵コレクションから、優れた表装をともなう約40点を厳選しご紹介。脇役として見過ごされがちな表装にも目を向け、肉筆浮世絵の魅力を味わい尽くす、独創性あふれる展覧会です。

美人画の表装として好まれた可憐な模様の更紗。

刺繍や、絞りなどの染め模様が施された鮮やかなきもの。
会期:
2026年3月6日(金)~29日(日)
開館時間:
10:30~17:30 (入館は17時まで)
休館日:
毎週月曜日 (祝日の場合は開館、翌日休館)
入場料:
一般 1,000円 大学・高校生 700円 中学生(15歳)以下無料
会場:
太田記念美術館 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-10-10
公式サイト:
https://www.ukiyoe-ota-muse.jp
すみだ北斎美術館:開館10周年記念 ひらけ、絵手本!『北斎漫画』エトセトラ

絵手本とは、絵を学びたい人のための絵のお手本のことです。多くの人に描き方を示すために版本として出版されることもありました。北斎の絵手本の中には、海外で「ホクサイスケッチ」とも呼ばれて親しまれている『北斎漫画』があります。「冨嶽三十六景」と並んで北斎の代表作ともいえ、日本国内のみならず、海外にも影響を与えました。
本展では、北斎や門人による版本の絵手本を展示します。『北斎漫画』をはじめ、絵手本が影響を与えた作品などとともに、その魅力をご紹介します。
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会期:
2026年3月17日(火)〜5月24日(日) ※前後期で一部展示替えを実施
前期:3月17日(火)~4月19日(日)
後期:4月21日(火)~5月24日(日)
開館時間:
9:30~17:30 (入館は17:00まで)
休館日:
毎週月曜日 (ただし5/4(月・祝)開館、5/7(木)休館)
観覧料:
一般 1,000円/高校生・大学生、65歳以上 700円/中学生・障がい者 300円/小学生以下 無料
会場:
すみだ北斎美術館 3階企画展示室 〒130-0014 東京都墨田区亀沢2丁目7番2号
公式サイト:
https://hokusai-museum.jp/hirake/
東京国立近代美術館:下村観山展

千年の美に挑んだ天才・下村観山の傑作150件超を大公開。
下村観山(1873-1930)は紀伊徳川家に代々仕えた能楽師の家に生まれ、橋本雅邦らに師事、東京美術学校で学ぶ。同校での教職を辞して日本美術院の設立に参加し、岡倉天心の指導、イギリス留学、欧州巡遊などを経て、横山大観、菱田春草らとともに新時代にふさわしい日本美術の道を切り拓きました。
狩野派、大和絵、琳派、など伝統的な日本絵画の筆法から中国絵画、ヨーロッパで目にした西洋絵画の色彩・陰影表現まで、いわば“千年の美”の技術を我が物にし、自由自在に筆を操った観山。本展は、代表作により観山の画業を通観するとともに、最新の研究成果も盛り込み、日本の近代美術史における観山芸術の意義を改めて検証します。


会期:
2026年3月17日(火)~5月10日(日)
※会期中、一部作品の展示替えを行います。
前期展示:3月17日(火)~4月12日(日)
後期展示:①4月14日(火)~5月10日(日)、②4月14日(火)~4月26日(日)、③4月28日(火)~5月10日(日)
開館時間:
10:00~17:00 (金曜・土曜は10:00~20:00)
※最終入館は閉館の30分前
休館日:
月曜日 (3月30日、5月4日は開館)
入場料:
一般 2,000円
会場:
東京国立近代美術館 1階企画展ギャラリー
展覧会公式サイト:
https://art.nikkei.com/kanzan/
美術館ウェブサイト:
https://www.momat.go.jp/exhibitions/567
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※以下は終了した展覧会のアーカイブ(画像はチラシ・ポスターのみ)です。
